左京区社協では、区内福祉関係のネットワークの代表者等からなる「左京区地域福祉推進委員会」の事務局を担っており、さまざまな取組を行いながら、左京区の福祉のまちづくりの取組を行っています。
その取組の一つとして、社会福祉施設等が行っておられる地域公益的取組の把握も行っており、昨年10月に取組状況に関するアンケート調査を行いました。
アンケートの中では、コロナの第7波の到来に伴い、「感染拡大防止のため、地域と連携することができない」「地域とのつながりが薄れていくことを実感した」といった、施設の方々の苦悩が見えました。
一方で、「利用者は地域の取組に参加できないが、職員だけは少しでも参加して、つながりをたやさないようにした」「SNSを活用した」といった、その時の状況に応じてできることをやってみようという工夫もみられました。
「施設も地域の一員」という考え方が浸透しています。コロナへの考え方が変わっていく中で、施設と地域が再びつながり合えるよう、地域福祉推進委員会でも意見を交わしながら、今後のあり方について提案していきたいと考えています。
今回の調査では、併せて、施設ボランティアの受け入れ状況等についても各施設にお聞きしました。
結果についての詳細は、こちらをご覧ください。