※当日の様子
一人で道に迷っている認知症の高齢者の方に対して、声のかけ方を地元住民が学ぶ訓練が葵・下鴨学区で行われました。訓練には、地元住民や学区社会福祉協議会、介護保険の事業者等およそ60人が参加し、参加者は葵コース・下鴨コースに分かれ、認知症の高齢者役の住民がそれぞれのスタート地点を歩いて出発しました。
参加者は、声をかける際には「驚かせない・急がせない・相手を傷つけない」に気をつけながら、認知症の高齢者役にやさしく声かけをしました。
左京区内では、認知症の高齢者が保護された件数は、平成28年度は220件、平成29年4月末時点では58件となっています。この訓練では認知症高齢者の増加を受け、地域での見守りを強化し認知症の方やその家族を地域で支えていくことを目的とし、葵・下鴨学区高齢者SOSネットワーク会議メンバーにて企画されました。
もし路上をとぼとぼ歩いていたり、同じ場所を何回も歩いている、身なりが整っていない高齢者の方が道端や階段、お店に座り込んでいたり立ちすくんでいたら、まずは優しく「こんにちは」とあいさつをし、正面からゆっくり・はっきりと話かけて下さい。
【チラシ】290531 葵・下鴨学区 認知症高齢者みまもり声かけ訓練
【参考資料】 左京sosネットワーク