※当日の様子

左京区社協では、左京区北部山間地域の高齢者宅にて自力で除雪することが困難な世帯への支援の一環として一般市民からボランティアを募集し、雪かきを実施しました。

この事業は「雪かきができず外に出られない」などの相談に対応するため、毎年取り組んでいます。

事前学習として別所社会福祉協議会の藤井会長、広河原学区社会福祉協議会の宇田会長より、左京区北部の現状や雪かきのコツを教った上で当日に臨みました。

　２月４日(土) 別所・２月１１日（土）広河原・２月１２日（土）花脊の日程で延べ８５名の参加があり、１０代から６０代まで幅広い年代の方に活動して頂きました。

　今年は特に積雪が多く、家の屋根まで雪が積もり窓から光が入らないため、昼間でも電気をつけなければならない状況でした。除雪作業をすること数時間、屋根まであった雪がなくなり、家の中に光が差しこみました。

昼ごはんは、地元の皆様の手作り豚汁をいただき心も体も温まりました。

参加者からは「思った以上に体力がいる･･･」「一人暮らしの高齢者にとっては本当に大変だと感じる。」という声がありました。一軒家に住む一人暮らしの女性は「ボランティアさんが来てくれて助かった。若い人と話す機会がないのでお話しできてうれしい。」と感謝されていました。

一方で、1日のみの活動であるため、別日に新たに深雪した除雪作業への対応が難しいことが課題としてあげられていました。こういったニーズに柔軟に対応するため、今回新たに雪かきボランティアの登録制度を新設したすることになりました。

 ボランティアに興味のある方は

 左京区ボランティアセンター、電話（７２３）５６６６　までお問い合わせください。