今年度も左京区北部の雪かきボランティアを実施。
3日間(2/3.2/10.2/12)で合計77名のボランティアさんにご参加いただきました。
地元の方からは「今年は雪が少ない」と聞いていましたが、当日いってみると
現地は、気温がマイナスになり雪が白く降り積もっていました。
活動は班に分かれて行います。
まずは、地元の方から道具の使い方や雪かきの手順のレクチャーを受けます。
その後、地元の方に案内していただき、それぞれの活動先へ向かいます。
道路から玄関までの道に雪が積もってしまっているお宅や屋根から落ちた雪が窓をふさいでしまって
家の中に光が入らない状態のお宅等々、同じ京都市内とは思えない光景に思わずボランティアのみなさん
から驚きの声があがっていました。
雪かきをやってみると、とても体力がいる作業でいつのまにか汗ばんできて上着を脱ぐひともでてきまし
た。
活動を終えると、お昼は地元の方が用意してくださったあたたかい豚汁とおにぎりをいただき、
外は寒いですが、心も体もあたたまりました。
地元の方ともゆっくりお話ができ北部地域のことをいろいろと教えてもらいました。
活動の振り返りでは、
「雪が思った以上に重くて固くて大変だった」
「人口は少ないけれど協力し合って生活しているのが都会にはない良さだと思った」
「最初は大量にあった雪がきれいになり達成感があった」
「この地域のことを知って、広河原スキー場や山の家に遊びに来たいと思った」
など参加者それぞれが北部地域について感じたことを共有しました。
この雪かきボランティアは、雪かきをすることはもちろん「左京区北部地域を知る」ということも大きな目的のひとつです。地域の方と雪かきを通じて交流する中で、地域の課題や暮らしについて知っていただける機会となっています。
左京区北部地域は高齢化が進み、若い人が少なくなっている現状にあって、今後も住み続けられる地域であるためにできることは何か、すぐに答えは見つからないかもしれませんが、一緒に考え活動してくださる方が一人でも増えたらうれしいです。
みなさまおつかれさまでした!