9月25日(月)に久多学区にて、久多自治振興会が月2回程度の頻度で隣接する滋賀県大津市のショッピングモール等まで送迎運行する、福祉有償運送事業「やまびこ号」に乗車してきました。
久多いきいきセンターから送迎車が出発し、事前に申し込みのあった利用者のご自宅へお迎えに行きます。「今日は薬局に寄ってほしいな」「昼食はどこに行くのかな」等の会話が車内で弾みながら目的地まで向かいます。本日は利用者3名、運転手1名、添乗員1名、社協職員2名、実習生2名の計9名の乗車でした。
「最近は値上がりしているし、お値打ち価格は嬉しいな」「弟の分まで買っておこうかな」等々の会話をしながら、商品や値札を見ながらかごに入れていきます。業務スーパー、ホームセンター、ショッピングモール「アル・プラザ堅田」に寄ってお買い物をした後、「旬菜 こはち」で皆さんと昼食を楽しみました。その後、薬局に立ち寄り久多いきいきセンターまで戻ってきました。
「やまびこ号」の取組は交通手段に課題のある地域の足として活動・活躍してきましたが、実際に乗車させていただくなかで、この取組は単なる移動支援や買い物支援にとどまらず、車内外でお話をしながら移動や買い物等を楽しむ“コミュニケーションの場”となっていることを強く実感しました。
これからも左京区社会福祉協議会として、このような地域での支え合いの仕組みづくりや関係づくりの取組を積極的に発信していきたいと考えています。